1人でもできる屋外のストレス解消法

会社の人間関係に疲れた時など、外の社会から遮断された自宅にこもって静かに過ごすことは、ストレス解消に役立つでしょう。しかし、あまり長時間家にこもっていると、逆にストレスが溜まってしまうこともあります。天気の良い日は外出して日光を浴び、外の空気に触れると気分転換になります。日光が人体に当たると、セロトニンという脳内物質が分泌され、明るい気持ちになれるのです。また、外気に触れて深呼吸すれば、新鮮な空気を肺に取り込めて、脳も活性化するでしょう。 散歩しながら猫などの小動物や沿道の植物を眺めたり、小川のせせらぎや小鳥のさえずりを聴いたりすることも、ストレス解消に欠かせません。雰囲気の良いカフェに立ち寄って、コーヒーを飲んだり、隣の客の会話をぼんやり聞いたりするだけでも、気分が楽になるでしょう。

屋外で体を動かすストレス解消法

さほど疲れていない日は、屋外に出たら、日光を浴びるだけでなく思いきり身体を動かすことをおすすめします。体を動かすと、血流が改善され、酸素が体の隅々まで行き渡って、疲労の原因となる乳酸や老廃物が排出されるでしょう。運動といっても、マラソンのような疲労度の高いスポーツが必要な訳ではありません。自宅の近くにある公園に行き、無心になってジョギングをするだけでも十分です。高齢者ならば、自宅の庭で土いじりや草むしりをすることも、ストレス解消に効果的でしょう。自転車に乗って、少し遠くのコンビニやスーパーマーケットまで買い物に出かけてもかまいません。

大切なことは、運動に集中することです。ある程度心拍数が上がり、汗をかく程度の運動をすれば、自宅に帰ってシャワーを浴びると、気分がスッキリしてストレスを忘れられます。